事例の詳細
【改善】断面の抉れ(太鼓/鼓)を軽減【ゴム/スポンジ】
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梱包資材
厚い、抜き断面
そもそも……
抜き断面がエグレるのは、なぜでしょうか……？
潰れた時に横に広がり易い材料で、特に、製品の外形部分で特に顕著に現れます。
軽減する方法は、材料や加工条件によって異なります。
ポイント
改善策①
製品の外周にステ刃を設け、材料が圧縮された時の横方向の広がりを抑制します。
改善策②
板の厚み、刃の高さの選定見直し、材料をなるべく潰さずに抜く方法も効果的。
改善策③
刃種を見直し、②と同じく、最小限の抵抗で材料の潰れを抑えることができます。
補足
どんな材料で起きやすい？
潰れた時に体積を保持したまま変形する特性を持つ材料。例えば……👉
ポアソン比の高い材料
軟らかいゴム、ウレタンやポリエチレンフォームなど。厚みが増すほど目立ちやすい。
あくまで“軽減”
圧力を掛けて打ち抜く以上、断面の変形は宿命と言えます。
ただし、最小限に抑えることは可能です！
お客さまからいただいた評価
材料によって、断面が抉れてしまうのは仕方ないと思っていました。
別の加工方法で対応していたので、工数が増えて生産性も上がらない……
ダメ元でノダさんに相談したら、検証段階から対応してくれて、材料にあった仕様の提案をいただきました。
こちらの製造事例で対応可能な素材例
柔らかいゴム/スポンジ/フォーム系
